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明宝レディースのトマトケチャップ

Bysnuko

てんやわんやの宵が明けてみれば、財布事件はさまざまな用心を促す
いい機会だった、とポジティブ・シィンキング(byミス・ミナコ・サイトウ←懐かしい)。

さて、昨夜我が家を救ってくれた明宝レディースのケチャップです。
ビン入り300g、525円。

楽天市場のお取り寄せでは常に上位に君臨しているとか、
『どっちの料理ショー』で特選素材として登場したなど、さまざまな逸話をもつこちら。
スヌ子は課の先輩から「ケチャップっていうより、濃厚なトマトソースなんだよー。
そのままパスタにかけるだけでウマイんじゃよー」と教わり、さっそく注文。
レディースというと、どうしても「愛羅武勇・ケンカ上等!」と
画一的なイメージしか描けないスヌ子なのですが、
そんなハンパ感は足もとにも及ばぬ筋金入りのケチャップ史。
“会社の前身は1960年代に始まった主婦の生活改善運動にあり…”。つまり、
なんと50年近く前から、岐阜のお母さんたちがせっせと
地元の桃太郎トマトを煮つめ続けてきた努力の結晶なのです。

一口目は、まず「あまーい!」。
トマトや玉ねぎなど素材の甘みに加えて、かなりの量の砂糖が入っていると見ました。
でも、それが不思議とイヤじゃない。おばあちゃんが作ってくれたハイカラなナポリタン、と
いうような、ほんわか優しい素直な甘さ。大味なアメリカのケチャップと対照的な、
繊細な和風の味わいは、まさに貴重な個性といえましょう。
テクスチャーは、ケチャップというよりはピューレ。
パスタに絡めてもいいけれど、スヌ子はアツアツのバタートーストに、
冷たいこれをこってりのっけて食べるのがお気に入り。
オリーブオイルなどよりも、断然バターの甘い風味と合うと思います。

あ、また食べたくなってきた。
というわけで、秋の夜長のムシ養いはトマトトーストに決定!
真っ赤なペーストの後ろに、なぜか割烹着姿のおばちゃんたちの笑顔が浮かびます…。

では皆さま、お休みなさい。素敵な夢を。
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