焦げたピザと私

(↑ちょっと『ブルータス』ふう言い回し)
えー、わたくし只今自宅です。
長女スヌチョが熱を出し、欠勤を余儀なくされたわけで
すが、38度以上あるのに不思議なほど元気なので、
図書館と買物に出かけこのようなランチ後、
昼寝中のスヌチョを転がしつつ久々の更新です。
いやー。しかしながら、献立は
わざわざ説明するほどのものでもなく。
ピザトーストはごらんの通りですし、
スープは根菜類と豚かたまり肉を大鍋に放り込み、
保温調理するだけの必殺手抜きワザ。
日に日に忙しくなるので、最近は週頭にこれを仕込み、週末まで使いまわすのです。
今日は、香菜をどっさり+レモンを絞ってさっぱりいただきました。
と、書いていたらもう終わってしまう。
じゃ、心にうつりゆく由なしごとでも綴ることにします。
テーマは「自分を見つめて」(…)。おヒマな方は続きでどうぞ。
先日、以前のけぞるほどのご迷惑をおかけした方と、
数ヶ月のブランクをおいてお食事する機会を得ました。
一応その問題は解決したため、くよくよ恥じ入るスヌ子を慮って、
その方、Sさんから〝手打ちの会やりましょう〟とお誘いいただいたのです。
初対面のとき、すでにSさんのご活躍を知っていたスヌ子にしてみれば
いわば憧れの方→緊張のあまりワイン一気飲み→自爆・不穏当な言動→超迷惑、
という最悪のコースをたどった前回。
しかし、今回はそれを巻き返す千載一遇のチャンス!
絶対おいしい・かつ気軽なペルー料理店を予約し、いよいよ当日夜。
し、しかし……。
背の高いSさんがお店にジャジャーンと入っていらした瞬間、
すっかり頭に血が上りご挨拶も覚束ないありさま。そこにビール、そしてワイン。
何気ない会話をしようと試みますが、思ってもいないような
(ふだんの自分ならすかさず「何言っちゃってんの?」とツッコミを入れるような)
上っすべりなコトバが飛び出します。
「ああああ~~~」とパニックなわけですが、それをごまかすかのように
無遠慮な質問を重ねたりするもんですから、明らかに「なんだかなぁ」な表情のSさん。
仲立ちをしてくれた冷静かつ思いやり深い友人が
さりげなく適切な話題を促し軌道修正しようとしてくれるのですが、ついていけない。
態勢を立て直せないまま、しきりに喉が乾きワインをガブガブ(最悪!!)
唯一の救いは、お料理がとてもおいしく珍しく、Sさんにご満足いただけたこと。
その後、もう1軒バーに立ち寄り一夜をしめくくったのですが…。
翌朝の光の眩しすぎたことったら。
「もう飲むのやめたら?」。これが一番、適切なアドバイスでしょう。
でも、スヌ子は思うわけです。確かにお酒に飲まれがちな自分ではあるが、
それ以上に向き合う相手にのまれがちな性格がいかがなものかと。
どんな相手であれ、決して失礼ではなく自分らしさを出せる人もいる。
それがオトナってもんでしょう。
それができないということは、つまり、
「自分」ってものの根本が揺らいでいるからじゃないのかい? と。
振り返れば、年々、このような酔い覚めの後悔が多くなっています。
少し前、20代の頃には怖いもの知らずでポンポン発言し、もちろん失敗もありましたが、
「だって私はこう思うんだもん!」と主張することができました。
今は、あらゆる場面で「それもあるけどコレもあるよね…
(どうしよう、何をいいたいのかわかんなくなってきた)」と迷ってしまうことがしばしば。
人生ってけっこう難しい、としみじみ感じている今日この頃なのです。
数ヶ月のブランクをおいてお食事する機会を得ました。
一応その問題は解決したため、くよくよ恥じ入るスヌ子を慮って、
その方、Sさんから〝手打ちの会やりましょう〟とお誘いいただいたのです。
初対面のとき、すでにSさんのご活躍を知っていたスヌ子にしてみれば
いわば憧れの方→緊張のあまりワイン一気飲み→自爆・不穏当な言動→超迷惑、
という最悪のコースをたどった前回。
しかし、今回はそれを巻き返す千載一遇のチャンス!
絶対おいしい・かつ気軽なペルー料理店を予約し、いよいよ当日夜。
し、しかし……。
背の高いSさんがお店にジャジャーンと入っていらした瞬間、
すっかり頭に血が上りご挨拶も覚束ないありさま。そこにビール、そしてワイン。
何気ない会話をしようと試みますが、思ってもいないような
(ふだんの自分ならすかさず「何言っちゃってんの?」とツッコミを入れるような)
上っすべりなコトバが飛び出します。
「ああああ~~~」とパニックなわけですが、それをごまかすかのように
無遠慮な質問を重ねたりするもんですから、明らかに「なんだかなぁ」な表情のSさん。
仲立ちをしてくれた冷静かつ思いやり深い友人が
さりげなく適切な話題を促し軌道修正しようとしてくれるのですが、ついていけない。
態勢を立て直せないまま、しきりに喉が乾きワインをガブガブ(最悪!!)
唯一の救いは、お料理がとてもおいしく珍しく、Sさんにご満足いただけたこと。
その後、もう1軒バーに立ち寄り一夜をしめくくったのですが…。
翌朝の光の眩しすぎたことったら。
「もう飲むのやめたら?」。これが一番、適切なアドバイスでしょう。
でも、スヌ子は思うわけです。確かにお酒に飲まれがちな自分ではあるが、
それ以上に向き合う相手にのまれがちな性格がいかがなものかと。
どんな相手であれ、決して失礼ではなく自分らしさを出せる人もいる。
それがオトナってもんでしょう。
それができないということは、つまり、
「自分」ってものの根本が揺らいでいるからじゃないのかい? と。
振り返れば、年々、このような酔い覚めの後悔が多くなっています。
少し前、20代の頃には怖いもの知らずでポンポン発言し、もちろん失敗もありましたが、
「だって私はこう思うんだもん!」と主張することができました。
今は、あらゆる場面で「それもあるけどコレもあるよね…
(どうしよう、何をいいたいのかわかんなくなってきた)」と迷ってしまうことがしばしば。
人生ってけっこう難しい、としみじみ感じている今日この頃なのです。