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原宿『カフィアライム』(タイ料理)

Bysnuko

カフィアライムとはコブミカンのこと。
独特の香りをもつツヤツヤした厚い葉っぱは、パクチーと並んで
タイ料理らしさのカギとなる爽やかな香味です。
ここカフィアライムでは、店名どおり、いろんなお料理にこれが活用されていました。

例えば生春巻き。
きゅうり、蒸し鶏、レタスとシンプルな
中身に、細く刻んだ生のコブミカン葉。
さっぱりだけど単純じゃない、のちのち
禁断症状を引き起こしそうな味わい。









それからさつま揚げ。
(タイ料理なのにナゼ薩摩・といつも
一人ツッコんでいるのですが、ま、
ほかに適切な言葉がないんでしょうね)
揚げたてジュウジュウのかたまりは、ロウ細工かと見まごうつややかさ。
魚のほっかりしたうまみに、これまた大量のゴブミカン葉が効いてます。
揚げた熱で香りがまわりにプィ~~ンと立ちこめ、食欲をそそるわ~ん。

そのほかにも、豚の軟骨揚げは、軟骨史上№1のコリコリ度。
コリ度合いがすごすぎて、噛み切れずポロンと出していた友人もいました。
スヌ子は親の敵のようにゴリゴリと噛み砕きましたが。うーん爽快!!
青パパイヤのサラダはしゃっきりビリリと辛く、魚介と春雨のサラダはライムがきいてるし、大好物のトムカーガイ(鶏肉のココナッツミルクスープ)もまろやかで酸っぱくて合格!
定番トムヤムクン、海老のレッドカレーも味はすごくいいのですが、煮詰まっていたのか、かなり塩辛かったです。
生ビールがんがん飲んだ後は、ジンの生スイカジュース割り。夏ですわ。

ラストオーダーが意外に早かった(22時)ので、最後にデザートをまとめて「上から3つ!」。
「日本婦人豪快!(そんなに食べるのか?)」と、声に出さずとも表情にハッキリ表れていたタイ人ウエイトレスの顔が忘れられません。
冷たい蒸しパンに抹茶ココナツミルクをつけて食べるもの。グー。
かき氷+練乳あずき。これもまあ、普通だけどグー。
でもセサミなんとか(ゴマ団子)のジンジャースープ……これは久々の珍妙な味。
とにかくスープが漢方薬臭くすごい刺激なのです。
酔いがいっぺんに醒めたので、そういう意味でシメにはいいのかも。

しめてひとり5000円ちょっと。でも大食いの我々でも食べきれないほどだったので、
普通は4000円いかないんじゃないかな?味は本格派ですからお値打ち。
予約をしても待たされる、そして店内はギュウギュウの混雑ぶりをおしてでも、
夏はついつい足が向いてしまいそうです。

■渋谷区神宮前6-1-5 03-3400-2918 11:30~15:00 17:30~23:00  無休
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