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池尻大橋『黒うさぎ』(奄美郷土料理・黒糖焼酎)

Bysnuko

何とかかんとか、引越しました。
いや~引越しって、ホンットーにたいへんですねぇ(シベ超水野晴郎ふう)
土曜日の16~18時に来る約束の業者が遅れに遅れ、開始は20時過ぎ。
運び出した家財を新居に収め終わったのは、なんと夜中の1時近くですよ。
真っ暗い中、黙々と運び出される夥しい数のダンボール…。
これじゃあまるで夜逃げだっつーの! ってことでがっちり交渉、3割安くなりました。
でも実は、もし16時に来てたらじぇんじぇん荷物ができてなかったわけで。
業者が着く直前に、大汗かきかき詰め終わったんですよネ。
ありがとう遅れてくれて! と後ろ姿に手を合わせてから、
浮いたお金を使いに、夜中の町に繰り出しました。

目指すはスヌ夫が以前から目をつけていた奄美料理の店、「黒うさぎ」。
池尻大橋駅から3分、夜中の3時まで営業している貴重なお店です。

ホコリでかさかさの喉を、まずはエビス生で潤して(オリオンもあり)。
つきだしで登場したのは、ソテツの実で作った「なり味噌」と魚の和え物。
初めて食べるこの味噌、でんぷん質の粒々のムチッとした歯ごたえ、
ほんのり甘くて素朴なおいしさ。一気に食欲全開で頼んだのは以下。

●トビンニャ貝の塩煮 ●タコとねぎの胡麻油和え ●なまり節の醤油煮
●油そーめん ●ゴーヤー炒飯 ●汁そーめん その他(忘れた)
トビンニャ貝は小さな巻き貝で、楊枝でクルッとつまみ出して食べる。
クセがなく、海辺の夏のおやつみたいな懐かしい味の貝。
油そーめんは奄美の名産。沖縄のそーみんちゃんぷるーを想像してたけど、
紅生姜とニラが効いたツルツルの炒め素麺は、長崎ちゃんぽんの味に近いような。

お供は当然、黒糖焼酎。このお店には奄美群島のほとんどの銘柄があるんですと。
店名と同じ「黒うさぎ」は、まるでラム酒。甘い香りとあっさりした飲み口は、
ロックによし・お湯割りでほわぁぁ~んと湯気に包まれるのもいい感じ。

すっかりリラックスしたら眠くなり、早々に退陣。二人で9000円ちょっと。
こういういい店がより近くなったことに、引越しの喜びをかみ締めたスヌ子でした。

●詰めるより開ける方がラク・ということでブルドーザー式に一気に片づけ、
かなり落ち着きました。皆さまのお越しお待ちしとります●
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