なんちゃってストロガノフ
牛肉を買ったことは数えるほどしかありません。事情は聞かないでください。
ですが、数ヶ月前のこと。
育児疲れからでしょうか、つい魔が差し、
“オラ~んとこのべこッ子、うンまいべさ~!!”等の魅惑的な文句の踊る
生協の牛肉頒布会に手を染めてしまったのでした。
それから1ヶ月に1度、ドサッとおいでになるべこ様。
こんな贅沢が許されるのか??
外食であれば多少の出費には動じないスヌ子でありますが、
100g500円以上のお肉の前では迷える子羊。
そもそも牛は調理がムズカシイ。不慣れだからでしょうか。
炭火でもあれば別ですが、ステーキなんか
フライパンでおいしく焼けたためしがなく、
あれは外食に限るっぺ・んだんだ、とあっさり諦めたほどです。
前置きが長くなりましたが、
そこで今夜はべこ様も成仏! 絶対失敗なしの牛レシピ。
1・にんにくと玉ねぎ、茸(しめじでもエリンギでも)をたっぷりのバターで炒め、
2・牛肉を投入。サササと混ぜ、色が変わったらおしょうゆで濃い目に味付け。
3・すかさず生クリームを注ぎ、強火でちょっと煮詰めて完成。
要するに、牛のバターしょうゆ炒めクリーム煮です。
薄切り肉ならそのまま、ステーキ肉の場合は細切りにしましょう。
お肉を炒める際ブランデーなりスコッチなりででフランベすれば、
ロシア宮廷料理店で出しても遜色なし。
そう、これはなんちゃってストロガノフなのでした。ダァダァ(←うまいの意)
…とアップしていたら、どうしてもまた食べたくなってきた。
明日の朝用のぶんを冷蔵庫からこっそり、ごはんにかけてチン。
う。うまいんです。
「冬の夜 赤子転がし つまみ食い」 好温子