まきまきロール鍋
これまで自己流で試行錯誤していましたが、
改めてきちんと学べば新境地が見えるやも、と期待して。
すでに3回終えましたが、もーアナタ! 毎回、びっくり発見が目白押し。
最初の回で先生がチョチョッと包丁の持ち方を正してくれただけで、
面白いように千切りが上手になったり。
青菜の完璧なゆで方を習ったり。
平凡な素材も、巻くだけで瀟洒な1品になるのを見て「化粧は大事やな」と納得したり。
困ったらとりあえず巻きましょう・とインプットされたので、
白菜と豚肉しかなかった昨夜、お揚げを買い足してロール鍋に。

2.1枚ずつはがした白菜を1に入れ、しんなりするまで4,5分煮て引き上げる。
3.広げた白菜に薄切り豚を重ね、くるくる巻いて楊枝で留める。
4.油揚げは2枚に開き、柔らかめに練った白玉粉を芯の部分に多めに置いて巻く。
5.3と4を鍋に並べ、隙間をきのこなどで埋めて静かに火を通し、柚子皮を散らして完成。

巾着にする算段でしたが、
「その餅…そーーとーーー経ってるよ…」
(たぶん1年近く)とのスヌ夫の指摘を受け、
しかし子スヌは「オモチオモチ♪」と楽しみにしているので、急遽いただきものの“だんご粉”を練って
お揚げに巻き込み、一緒に煮てみました。
もちろん新鮮なお餅があれば、
普通の巾着でよろしいかと思います。

と、あまりの凝りっぷりにひっくり返りそうになった初回。

土瓶蒸しには松茸+エビや百合根、煮物は鴨肉とナス!
こんな豪華なごはん、みんなふつうに食べてるのーーっ!?

卵3個分を平らげ、同じテーブルの皆さんに驚かれちゃった・テヘ。
鰆の西京漬けは前もってつけてあるのを焼くだけ。
柚子釜は、魚介をみぞれ(大根おろし)和えにして詰めてあります。
もちろんそれぞれの手順にコツがあるわけで。
料理本には書ききれない細かいポインツが、一回の授業でかなり習得できるのです。
しかし辛口な母にお教室の報告をしたところ。
「あーーっはははははは! 花嫁修業した奥さんの新婚家庭で出るような献立ばっかし!!
古色蒼然としてるわねえ」と大笑いされました。
何事も基本、基本が大事ですからお母様。
このお料理教室、来夏までコツコツ続きますので、たまにレポートしますね。
目指すは“ステキな奥さん”です。