ほったらかしⅡポトフ
水は低いほうに流れるってことです。
ほったらかし第2弾は、ポトフ。
ポット・オー・フー=フランス語で“火にかけた鍋”という意味だそうです。
どうですか。火にかけておしまい。まさにほったらかし推奨料理!
おフランスにも怠け者はごろごろいるってことの証拠に違いありません。
作り方は、冬おいしい根菜とお肉を静かに煮ていくだけ。
お肉は牛スネが王道ですが、原則としてスヌ子の目に牛は映りませんので
ダシを出すために鶏の骨付き肉(水炊き用など)を。
材料を全部お鍋に入れ静かに煮立たせ、とろ火で5分ふつふつさせてから、保温調理。

これは経済的かつ失敗知らずで、
しかも抜群においしく仕上がる
ファンタスティックかつマーベラスな調理法。
煮えた鍋を平たいクッションか座布団に乗せ、
バスタオルでぐるぐる巻きにするだけ!
(←韓国のおめでたいオブジェではありません)
あとは、教育テレビでアホになりそうな歌を
楽しむ余裕も生まれます。
ちなみに現在最高のアホソングは「恋するウミガメ」。
♪恋する私は海亀~、恋して卵をウミガメ~~♪
というダジャレ!?にしてもあんまりな、という曲です。
さーて、恋してタマゴをウミガメ~♪
ぐるぐる巻きのお鍋を洗濯機の上に避難させてから1時間経過。フタをパカッ。
おおおお~~! 湯気でなんにも見えやしません~~。
メガネの方はメガネクリンビューで事前のケアを怠りなく。
じゃがはホコホコ、人参は色が抜けることなく鮮やかなオレンジ色。
鶏肉も硬くならず絶妙な煮え具合。大きいままの玉ねぎはとろりアツアツ。
セロリとローリエの気高い香りも食欲をそそります。
マスタードのほか、ブルサンアーユというガーリックハーブチーズを添え、
かりかりバゲットと共に。付け合せはルッコラのシンプルサラダ。
冷たいブルゴーニュの白ワインが進んじゃって進んじゃって、んもう。
今宵から、子供たちには“ママン”と呼ばせることにしました。
ママンって顔か!というツッコミは書き込まず個別にお願いネ