お月見アフリカンナイト!でデザートづくり
3カ月近いブランクの間、日々チェックしてくださった方、深い愛を感じます…。
ありがとうございます、お待たせしました。
こんなに長く空き家にして、何をしていたかというと。
本格的に料理関係のお仕事強化。

ご報告することは山積みなのですが、
HPなどもまだアンダーコンストラクションの状態ゆえ、
あともう少ししたらこちらできちんとお知らせできそうです。
動き出すとそれに応えてくださる方というのはいるもので。
ジャイロトニック、ジャイロキネシスという体操(!?)のトレーナーであり、
野生のカモシカのようにしなやかなボディをもつ友人、AYAたんからの依頼。
「スヌ子さん、あのね、お月見アフリカンナイトってイベントやるの。
お酒が飲めない人も満足してもらえるように、おいしいデザート作って!」
お月見、アフリカン、ナイト…? よーわからん。
わからんが楽しそう! わからんがやる!! と二つ返事でお引き受け。
当然デザートも、お月見アフリカンが期待されるわけで。
地図を広げてアフリカを見てみると、ひっ広いーっ。大地が広大すぎるよ。
材料にメイドインアフリカを取り入れつつ、
なんとなーく灼熱、なんとなーく砂漠、なんとなーくスパイシー
という自分の感覚に沿ってイメージづくり。
プラスお月見も!というわけで、できたのがこちら。
●お月見ミニパフェ

1.バナナを細かく刻み、ラム酒少々とレモン汁でマリネしておく。
2.ココアパウダーと三温糖、水少々を鍋に入れて弱火にかけながら溶く。
さらに生クリームを加え、なめらかにツヤが出るまでよく練り、粗熱を取る。
3.2にキャラメリゼしたナッツとチョコベビーを加え混ぜる。
4.器に1を敷き3をとろりとかけ、食黄で黄色くした白玉(黄玉!?)とアラザンをトッピング。
白玉とアラザンで星月夜。そしてアフリカといえばバナナ、チョコレート。
アフリカの大地で太鼓を聞きながら月を眺む…そんなストーリーを盛り込んでみました。
カカオの芳香がおいしさの秘訣なので、ココアパウダーは上質なものを。
マシュマロも入れたかったけど、白が出ちゃうとぬばたまの闇が演出できないかもと…
お月見関係なく召し上がる方は、ぜひマシュマロも。絶対合うもんねえ。
さらにこちら。

●バニラヨーグルト
1.プレーンヨーグルトに三温糖とバニラビーンズをよく混ぜ、ザルにキッチンペーパーを敷いたものに移し、表面が乾かないようにして冷蔵庫で一晩水切りする。
●ジューシースパイシーフルーツ
1.あんず・プルーン・いちじく・クランベリーなどのドライフルーツと、カルダモン・シナモン・クローブなどのスパイスを混ぜ、オレンジジュースとハチミツを注いで冷蔵庫で一晩。
バニラは最高級のマダガスカル産。東アフリカです。
ビーンズを取ったあとのサヤも強い香りがあるので、
黒糖に埋めてバニラシュガーを作りトッピング。うーん、砂漠っぽい…。
水切りすることで、ヨーグルトとは思えないクリーミィさに。
スパイスをたっぷり含んだ酸っぱいフルーツとの相性もばっちり。
すべてまったく難しいことのないレシピですが、
大盛況のこのイベント、50人ほど来場!ってことで、3種類で150人分。
適量がどんなものかわからず追加作成したりもし、貴重な経験となりました。
初めてのことって、ほんとわくわくするね。


器もアフリカンにこだわって、動物柄。
ジップロックコンテナ特大に入れて搬入。現場での作業は、器を並べ流れ作業で盛りつけていきます。
快くバックヤードを提供してくださった渋谷wired cafe〈〉FITさん、
やっぱり頼りになる有能な助手兼カメラマンのkuwaさま、
「おいしい!」と輝く笑顔で知らせてくださった参加者の方々。
そして、こんな機会を与えてくれたSUPER AYAに感謝を。Happy Birthday!!!!
素敵なイベントの詳細はこちらにも→→
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