台北旅行●2日目 九份 2013.1.27

忠孝復興駅そごう斜め前から、金瓜石行きのバスで1時間半ほど。
だんだんと鄙びてくる窓外の景色が見どころ…らしかったのですが、
ぐーすか寝ていて、え?もうついた?とよだれを拭き拭き、ボンヤリと歩き始めたところ。
「ゆばーばのいるとこはっ!?」と子スヌどもが大騒ぎしますが、
『千と千尋』をみていない私としては、そんなん知るかいなと困るわけで…
(これからお出かけの方はみていかれたほうがきっと楽しいはず)
ん!? 何じゃコリャ。

※一気に目が覚める
とりあえず入りましょー入りましょーと奥のお店「九分老麺店」へ。

牛肉スパイス麺とワンタン麺、高菜飯。
平打ち麺がしこしこしていて、スープはあっさりクリアで美味。
この手の牛肉スープは八角&シナモンががっちり効いてます。
ごはんもそこそこに、店の前に舞い戻り、ピーナツ飴を鑑賞。


「香菜いらない?」と身振りで聞かれたので、
「とんでもない!加 多的香菜(香菜どっさりね)!!!」と
携えてきた“まみなの指さし台湾語”を大げさに指さし、わさわさっと入れてもらいます。
(きっと香菜ダメな方が沢山いらっしゃるんでしょう…、その方々の分まで!という勢い)

食べ進むうちに、どうやら好きらしいという初恋にも似た感覚に気づきましたが、
甘カラ冷やアツというバラバラなものが一気に口の中を占拠するこの食べ物、
この旅の中でいちばんのインパクトでした。
思えば、情報化の現代において、だいたいの料理は前情報があるために、
「これ……何?」という体験は貴重。
おそるおそる口に入れる、味わう、判断するという
赤ちゃんみたいな食べ方って、とても新鮮。
ガイドブックはほどほどに、直感で食べてみるのもやっぱり旅の醍醐味ですよね。
ただひたすらエリンギを焼く屋台とか





いくつか雰囲気のよさそうなところを見るも、寒―いっテラスしか空いてなかったり、
鄙びすぎていたりと、なかなか決まらず。




ここは、100年以上の歴史をもつ、九分でいちばん歴史のある茶藝館だそう。
FRaUでよしもとばななさん推薦のお店と紹介されていました。
「少し待つけど、地下に美術館があるから見ていて」とお店の人に言われて、素直に散策。



この家具なんて、ちょっと、シボネ!?

そうこうする間に、お席が空きました。

お茶は、1キャニスター分買い取って勝手に淹れるシステム。
茶葉の残りは持ち帰り用の袋に入れてくれます。



ほっこり…♡

ここでのリラックス感ときたら素晴らしく、疲れ気味だった子スヌたちもゴキゲン。
1時間などあっという間に経ってしまいます。
疲れが吹き飛んだところでお買いもの。

座右の銘である“思い出に支払うお金をためらってはいけない”をかざし即決!

(↑ぽっかり抜けた場所のものを買いましたっ)
この旅でいちばん値の張るお買いものでしたが、帰国後も見るたびに幸せ♡
さて、用事がすんだら地下の陶房へ。

あ、猫。




絶景!静かでとてもノスタルジック。

また通りに戻って、ぶらぶら。


ついに「千と千尋」のモデルになったという阿妹茶楼発見!!←と言いつつ感動が薄い


機会があったら、DVDみてみよう。
ハッと気づけば、もう夜の8時すぎ。
ついてから、4時間以上たっていました。
帰りは、最寄りの瑞芳駅までタクシーで。乗る前に「駅までいくら?」の交渉をしておくと安心。
そこから列車で台北方面へ戻ります。

集合時間に追われずぽくぽくゆったりと街歩きできました。
この後は、松山空港近く饒河街夜市でひと遊び!
ながーーーい一日、まだ続きます。