野菜のアフリカ、もといキューバ煮
多めのオイルで、クミンやコリアンダーシードなどのスパイスとにんにくをじっくり炒め、
お肉や食肉加工品、ありったけの野菜を入れて、野菜の水分で蒸し煮するもの。
昨年、お手軽レッスンでもやりました。→キョウエさんのルポ
オクラでまとめる夏バージョンが定番ですが、
根菜たっぷりの秋冬バージョンもおいしい。

玉ねぎ、セロリ、インカのめざめ、れんこん、エリンギ。
お肉っけは、ますますトリコの〝フリーデン〟生ベーコン。
味つけは、ベーコンの塩気とお塩のみ。
冷蔵庫の残り野菜ばかりだけど、ピンクが入るときれいです。
大根とベーコンは本当によく合いますし、
ほっっくりしっっとり煮えて、辛くなく香りがいいので、子スヌたちも大好物。
定番のクスクスに、ベルベル人のアリサを添えて。
泡を飲んでいたのに、土っぽいのが合うはず!と赤ワインも注いじゃった。

で、なんでアフリカ?と聞かれれば、なんとなく・・・(広いし、まあフィーリング)
と答えてきたのですが、いま衝撃の事実が。
明日のキューバナイトに向けて、キューバの食文化を調べておりましたら、
この煮物、紛れもなくキューバ風。
使用スパイス、辛味のないところ、塩味で仕上げるところ。
このベースに黒いんげん豆が入れば完璧みたい。
でも、それもそのはず。
キューバは、植民地としての時代が長く、
奴隷として連れてこられたアフリカ人、支配するスペイン人、
さらにアジアの文化も入り混じっているんですって。
(イベントやると勉強になりますなあ)
明日はそんな歴史も踏まえつつ、
スヌ子文化も混ぜ込んでみる予定です。
さて黒豆を水に浸して、と・・・。