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お久しぶりの資生堂パーラー

Bysnuko

先週末のイベントパートⅡは、実家の母の誕生会。
常にわさわさ大騒ぎのわが家が、ゆっくりできそうなお店といえば・・・。思えば、もう何年伺ってないかな資生堂パーラー。
子供の頃から、何かというと親族で集まってたのに。
それには、わが家で語り継がれている秘密のエピソードが。
もう30年近く前のことで、さすがに時効と判断し、ここで公開してしまいます。

あるクリスマスのこと。
例によって、気軽に大勢で食事ができるところへとパーラーへ。
横に長ーーいテーブルでクリスマスコースをいただき、
さてデザート、とメニューをあらためてわが目を疑いました。

「ゴルゴダの丘」


祖父は敬虔なクリスチャンでした。静まり返るテーブル。
さらにしずしずと運ばれてきたビジュアルは、
あろうことか丸いブランマンジェに真っ赤なベリーソース・・・。

ひえぇーーーーーー!!!!!


粛々と、その日はお開きとなりまして。
それからなんとなーく、大好きだったパーラーへの足が遠のいてしまったのでした。

そんなことも、もう笑い話(というより取っておきのネタ)。
久しぶりのパーラー、やはりホッとするいいお店でした。
資生堂は、ロオジエにしてもファロにしても、働いてる人がとってもいい。
きちんとしていながら明るくウィットに富んでいて、話が通じる感じ。

この日のハイライトは、えっ誰が頼んだの? なシーザーズサラダ。
巨大なウッドボウルで、にんにくをつぶして
ドレッシングを作るところから見せてくれるパフォーマンス。
大きなロメインレタスをサクサクっと切って、パルミジャーノを削いで。
フレッシュ!!
シーザーズサラダの由来まで教えていただき、また一歩達人に近づいた・・・。

私は秋の味覚コースというのをいただきましたが、すごいボリウム。
一口クロケットやカキフライなど懐かしの味も盛り込まれ、落涙。えぞ鹿は、付け合わせの整列焼きマカロニが泣かせます・・・。

でも実は、アラカルトで弟が頼んでいた薬味タワーつきカレーライスや、
父のビーフシチューのほうが、よりパーラーらしさを堪能できたかも。
次回はそうしよう。

ワインリストもなかなか。
この日はフレデリック・マニャンのモレ・サン・ドニをいただきました。


子スヌたちは新しい着物でしゃなりしゃなり。
楽しい晩でした。また伺おうっと。
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