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食いたおしバンコク2 2/20PM

Bysnuko

初日午後。まずは屋台めしを満喫したのち、
午後は、さすがにゆうこりんには休んでもらって、
BTS(高架鉄道)で繁華街サイアムまで。

ナショナル・スタジアム駅から駅ビルに入り、
クミさんのお知り合いがやっているという
フェアトレードのブティック「LOFTY BAMBOO」へ。
わーーすてき〜〜!
と大騒ぎして写真を撮り忘れてしまったのですが、
センスのいいプリントのサマードレス、
素材感を生かしたボトムスなどが目白押し。
デザイナーの方は、以前東京のザ・ギンザにお勤めされていたとか。
フェアトレードって素朴すぎるものが多く
これまであまり手が伸びませんでしたが、
きっちりプロデュースすれば垢抜けるのだなと。しかも驚きのお安さ。
 
駅ビルからサイアム・パラゴン(ショッピングセンター)へ。
反政府デモの座り込みテント。
今回、一番心配だったのがこのデモなのですが、
このように公道にテントを張って道を封鎖してしまうのですって。
デモ行進を見ることはありませんでしたが、
もともとひどい渋滞がいっそう深刻に。
でも、座り込みをすれば1日で
一人あたり数十バーツのお金をもらえて、
それが貧しい人々の貴重な収入源となっているため、
なかなか終わらないのだとか。

おしゃれなアートセンタービルを通り抜け。ドナルドもタイ式にご挨拶「ワーイ」(合掌)。

サイアム・パラゴン。フードコートが大充実。
(台湾にもこんな感じのありましたっけ)
歩き疲れたのでオシャレカフェでお茶したけど、
まあ小綺麗なところは東京とかわりません。
高級スーパー、グルメ・マーケットの広いこと、品数の多いこと。
いちばん欲しかった生胡椒はここでしか見なかった・・・
市場にあるときはあるらしいけれど。
後で、と言わずに買っておけばよかったーー!!!(写真だけあっても・・・)

ポン酢やだししょうゆ、乾物など日本の食材も一通りそろいます。
駐在員にとっては重宝でしょうね。
市場で売っているのの軽く20倍くらいする
ヴィンテージ入りの高級ナムプラーやチリソースを購入。


上階は高級デパート。
タイには下着工場が多くあるため、ワ●ール製品などもお手頃価格。
よくタイにくるクミさんは、いつも買い足す品が決まっているとか。
もの選び、お買い物の仕方にも、賢い女性からは学ぶことがたくさん
(そして自分のランダムな買い方を反省)。
同じ建物にZARA HOMEが入っててインテリアグッズが可愛かった。
時間切れで何も買わなかったの残念。

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夕方、空港へ。
例のごとくゆうこりんが掛け合ってくれ、荷物を無事ピックアップ・・・たいへんお騒がせしました。

空港から電車でフアマークという駅へ。
もんのすごい寂れ感のある駅前。
「ここに日本人が降りることって、ほとんどないと思います」ってゆうこりん。
だろうな・・・。
薄暗い中、タクシーに値段交渉。
そこから一路、車をぶっ飛ばして40分あまり。
いったいどこまで行くの・・・と不安になったところで到着。
店名は読めませんが・・・なんだなんだこのレストラン。かわいらしいぞ!!
入るなりテーブルの上に、
お店のマダムが自宅で育てている野菜やハーブがどっさり。単なる古道具にみえるけど、
驚くほど高級なアンティークの食器。

お腹がすいてたのでまずは注文し、
すぐ出てきたものたちと氷入りシンハーで乾杯!左上から時計回りに、
●レモングラスやバイマックルー(こぶみかんの葉)が効いた香り高いソーセージ、サイウア。
●かごに入ってるのは蒸した餅米、カオニャオ。ちぎって丸めて食べる、うまい!
●若いジャックフルーツのゲーンは、味も食感も“なめらかなメンマ”。
●ひき肉の辛い炒め物、ラープ。
15年くらい前に、私が一番最初に作ったタイ料理。
いつも、炒り米がないから春雨入れたりしています。
でもやっぱり本場はパンチがある! 肉のうまみが濃い。
爽快な辛さ、醤油みたいなオイスターソースみたいな味もした。
●揚げた豚皮。
●辛い辛い青唐辛子と茄子のペースト、ナムプリックヌム。
豚皮やカオニャオにつけて食べる。

ちょっとつまんでから、お店をひとまわり。「あれは豚肉と脳をバイトーン(バナナの葉)で包んで蒸したもの。これは・・・」
と、カウンターに並ぶものもひとつひとつ
ゆうこりんが説明してくれる。
お店の人以上に知ってるの、なぜ・・・。

そして。ハーブを付け合わせにもりもり食べるのがチェンマイ風ということで、ハーブバイキング!!!
パクチーファラン、苦いキーレック、レモンバジル(本当にレモンの酸味がある!)、強い香りのホーリーバジル、パッキーフー、蓮の葉、ディル、ミントなどなど。
枝付きのミニトマト、生のいんげん、キャベツ、大小色とりどりの茄子ごろごろ。自分好みのハーブブーケ完成。
砂糖、酢、ナムプラー、唐辛子のナムチムセットも。
この時はまだ、これの使い方や面白さに明るくなかったんだけど。

テーブルに戻ったら、皿数が増えてました。
奥の大皿は●鶏の辛いスパイス蒸し。
タイの鶏、うまい! 地鶏のようにかたくなく、ほろっとやわらかいのに、
日本の若鶏ブロイラーより明らかに肉の味が濃い。骨までしゃぶりつくしました。

手前は●野菜のごった煮(炒め)っぽいゲーンホ。
ゲーンホは残り物炒めという意味で、タケノコや茄子など炒め+春雨で汁気を吸った感じ。
たしかにゆうべのおかずの残りっぽく、その日によって、家によって内容が違うとか。
でもこういうのって滋味。

エップ(蒸す)プラー(魚)。
魚肉を干しえびやガピ(海老みそ調味料)、
スパイスと混ぜて、バイトーンにくるんで蒸してある。
なめろう&つみれ的食感なのにさわやかなの、なんでだろうと思えば、
細ーーく裂いたレモングラスが混ざってて
香り、食感ともに最高のアクセント。

炒め物にも盛り合わせハーブをあれこれ合わせて食べると、
驚くほど味が変わって大盛り上がり!
苦い葉を食べると口の中がリフレッシュされて、
次に食べるものの味がくっきりと鮮烈になります。
ゲーンホには、やわらかな鞘っぽいパッキーフーを。青臭さがいい。
小さな白い茄子は生で。
かための皮をガシュッとかじれば、種がぷちぷちで汁がじわっとしみ出し、
辛いものの合いの手にちょうどいい。
タイには膨大な種類の茄子があるそうな。

チェンマイ名物のカレーラーメン、カオソーイ。
スープに浸った平ゆで麺に揚げ麺トッピング。
ココナッツミルクのスープがまろやかでコクがあり、ターメリックやクミンの風味もきいていて忘れられない・・・また食べたい。
マナオを搾ったり、高菜的古漬けやホムデン(赤わけぎ)を加えると
劇的に味が変わるのも面白く、いつまでもスープをすすっていました。

そんなこんなで閉店まで。
ごちそうさまでした!!!

が!
店を出たらタクシーが来ない・・・。
お店のマダムが呼び忘れて帰ってしまったみたい。
でも、でも、もう感動なのが若い店員さんたち。
20分くらいずっと路頭に立って、永遠に来なさそうなタクシーを待ち続け、ついに来た1台を止めてくれて無事に帰路につけました。

帰宅して、宴会。
コンビニで買ったクミさんお気に入りのTAROは
味付きタラのスナック(チーズ鱈の外側だけ的な)。
昼の残りの腸詰めで、ゆうこりんがササッとヤム的つまみを・・・あー、幸せ。
とだらだらだらだら飲んでいたら、あっという間に深夜。
ぽん田先生到着の知らせで迎えに出かけ、ビールで再度乾杯!
なぜか彼女は、上海経由の長旅の果て。
「LEOはフルーティで美味しいですなぁ〜」って、ほんとおつかれさま。

バンコク1日目はこうして終了!
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