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食いたおしバンコク3 2/21朝 蒸しスープ屋

Bysnuko

2日目、朝。あれに乗るべし! と15と番号のついたバスに飛び乗ります。
車体が古すぎるゆえに運賃タダという代物。
ガッタガッタと揺れてスリリングだけど、これぞアジア!って感じ。中央分離帯に象もいます。だってタイだもん。


バスを降りたらイサーン風ソーセージが。自動的に購入。

向かうは伝説の蒸しスープ屋さん。
ていうか・・・ここ入っちゃって大丈夫なの?
「お食事」で予習していたとはいえ、想像を凌駕するローカルさ。

つきました。

すごい!!!!!
鍋の蓋を開けると、それぞれに違うスープのいい香り・・・!
ここは桃源郷か!!!

悩み抜いた末、我々が選んだのは以下。右上から時計回りに、
●カポプラー(魚の胃袋)、干し椎茸、手羽元、クコ、パクチーのスープ。
網笠茸風のカポプラー、くにゅっとしたスポンジみたいな不思議食感。
かむと干し椎茸と鶏だしがじゅわっとしみ出す。
●骨付き鶏、栗、くこ、なつめのスープ。これは薬膳風。
栗の甘みがたまらん。
●スペアリブ、干しエビ、いか、大根。そう、これはおでん。
さっぱり大根に味しみしみ。
●海藻と骨付き鶏。
もずくのような真っ黒い海藻はその名も「髪の毛の海藻」と呼ばれているとか。
生臭みはなく、ヨードの味わい(!?)に鶏だし、ただひたすらに滋味。
ゆっくり味わっていく間にも、薬膳風などはクコからも甘みが出てきて、いっそう味が深まる・・・。
どれも、最後の一滴を飲み干すのが惜しい。

おそらく、丁寧にとった鶏スープがすべてのベース。
それを、下処理をした具が入った器に注いで、さらにじっくり蒸すことで、
素材の味がじわーーーっと引き出されているのでしょうね。
すべてに透明感があり、雑味がなく滋味深い。

イカの干し戻し炒めも頼んでみました。まこもだけ(ワイルドライスのお母さん)と共にピリ辛に。
くにゅ、プルンで歯切れはあっけない「おきゅうと」みたいなイカ、面白い。

おなじみのプーパッポンカリーも、前人未到のミルキーさ。
カニのみそと柔らかい身と卵が渾然一体!
不思議なことに、注文してから出てくるまでにものの3分とかからない・・・。
もちろん熱々。
何か特別なことしてるわけじゃないよねえ?
どーーーちてこんなクリーミーなのっっ??

と語り合いながらの朝ビール。相好を崩すとはこのこと。たまらずイサーンソーセージも食べます。うま。

お店にはゴッドマザーみたいなお母さんがいて、
なかなか彼女の笑顔は見られないと聞いていたのだけど。
我々があんまり「うまいぃぃぃぃ」と感動を露わにしていたせいか、
顔なじみのゆうこりんのおかげか、優しい笑顔を見ることができました。
タイってすてきだね、おいしいねぇ。
朝からお腹も気持ちも大満足!



 
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Comments 2

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snuko  

No title

YUKAさま、
こちらはタイ在住の友人に連れて行ってもらったので、あいにく私は詳しい住所がわかりません。ただ「お食事」ブログにのっているグラスの写真に、お店の電話番号がかいてあるので、そちらにかければ住所を教えてくれると思います。 Like

2016/03/08 (Tue) 13:18 | EDIT | REPLY |   

YUKA  

No title

お忙しいところありがとうございました。
電話番号で調べてみます。 Like

2016/03/09 (Wed) 11:15 | EDIT | REPLY |   

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