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しみじみ山菜うどん

Bysnuko

肌寒いですネ。あつあつの山菜うどん、どうぞ。

先週末、知人の披露宴に出席しました。
アットホームで祝福に溢れたパーティも
心温まる素晴らしいものでしたが、
特筆すべきは引き出物。
会場に瞬く間に設置されたブースから、
主役の2人にゆかりのある品々を
選んでもらえるという趣向。
シンクタンクにお勤めの新郎は、
地域通貨の推進・都市農村交流などを
専門としているため、
各地の関係者が一丸となって、会場が
にわか物産展へと変貌したのです。

お披露目の幸せムードと
ワインにポワンとしていたゲストたち、
空っぽの袋を手にブースに群がるや、
会場の温度も一気に上昇。
やはり“参加型”というのは燃えますネ。帰りもホクホク。

茨城『有機栽培あゆみの会』のミニトマトは、最近食べた中で一番!
小粒ながらトマトらしい野性的な青臭さが広がり、
「普段食べてるのって水っぽかったんだ」と気づかされたほど。
ルッコラ、青ジソも脳天に届く力強い香り。
茨城産コシヒカリもキュッと小粒で、土鍋で炊いたらピッカピカ。
粘りは少なく、切れと凝縮感のある、ものすごくおいしいお米なのです。

スヌ子は、有機栽培がいいのはわかっていながら「ちょっと高いのよネ」と
ついつい手にしやすいスーパーの野菜やお米を選びがちなのですが、
やっぱり味が全然違う。食べてみると、本気で取り寄せたくなります。

他にも、熊本・小国町のソーセージやハム、北海道・下川町の手作り菓子、
下川町でエミューを育てている人たちの漫画やエミューグッズ、
アロマテラピーの専門家である新婦セレクトのヒーリンググッズなど盛りだくさん。
この山菜うどんは、岩手西和賀地域の名産・わらびの水煮と
ナラタケという茸の缶詰で作りました。

昆布とかつおぶしで丁寧に取ったおだしに、わらびの風味が最高。
わらびって、噛むと少しぬめりがあって茎わかめみたいな感じなんですね。
くるくるした穂先も歯応えよく、エグみはないのに山菜らしい香りもあっておいしい!

それにしても、持ち帰って何日も楽しめる引き出物なんてそうそうありません。
人生の門出に、これまで培った人の輪を活かし、
それでまた人を楽しませることができるなんて……すごいなぁ。
フガフガ食べてるだけでなく、そういう姿勢を少しは見習わなきゃ・と
しみじみウマイうどんをすすりつつ、しみじみ考えるスヌ子なのでした。

Sさんご夫妻、本当にすてきなパーティでした。末永くお幸せに!

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