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食いたおし北陸2・富山saysfarmで自炊

Bysnuko

ついた時には、すっかり雪景色のsaysfarm
江戸の頃から続く魚問屋が始めたワイナリー、という珍しい来歴のこちら。
小高い丘の上に、ワイン畑と、カフェ兼レストラン、ショップ、ギャラリーの入ったメイン棟、そして宿泊棟があります。

ショップにはワインの他、コンフィチュールやシロップ、調味料、キッチングッズなども。能作・・・かと思いきや、伝統工芸・高岡銅器のFUTAGAMI製包丁立て。
こんなのあるんだ! すてき。
あまりの垢抜けぶりにクラクラしそうなギャラリーでは、
麗しいガラスボックスの花器を展示中。

saysfarmの設計デザインは、富山を拠点とするデザインオフィス、51%(五割一分)のお仕事。
温もりを感じるのにほっこりしすぎないシャープな繊細さは、
一度お会いしたことがあるデザイナー三浦さんの雰囲気そのもの。

さて宿泊棟へ。
そ、そっ、外に…ままま薪が…積んであるよぉ〜〜…!!
(黒板五郎光臨。雪を見れば、あ〜あ〜ああああーあ♪というメロディーがよぎる世代)

あまりの広さに、初めて海を見た人のように呆然と立ち尽くしたほどのリビングダイニング。
奥にキッチン。顔は見えても手元は隠れる絶妙な高さの目隠し、オープンキッチンのお手本ね。
もう…住みたい…。
B&Oのオーディオシステム(これが後ほど重要な役割を遂行)
もしっくりなじむコーディネイト。

リビング入口から振り返ると、ローラースケートが必要な長い長い廊下。
ベッドルームが3つ、つきあたりがバスルーム。
おーーーーーーーーーいナガエくん
ひととおり探索を終え。
お腹もすいたしね、ゆるゆるはじめますか〜。
些細なことですが、北陸では殆どサッポロ黒ラベルを見ませんでした。
キリン、エビス、プレモル、スードラばかり。

とりあえず、番屋街でパック買いしたイカリングと甘えびかき揚げ。
きときと素材+揚げ物のおいしさ! これは買いっ。

富山駅のショップでビビッときた、卵黄だけのマヨネーズ。
ぷるぷるクリーミーで、まるで甘くないカスタード。
魚介揚げに合う!これも買いっ。
水ダコとひらめの昆布締め(半額←しつこい)
粘りが強くてはがすのがたいへんなほど。
ジーーワーーっと昆布のうまみと塩気。酒を呼ぶね。
ここにクミコ秘蔵のマナオ(タイのライム)が登場。
塩気がやわらぎ一気にカルパッチョに。さすがにsaysfarmの白とよく合うわ。
シャルドネはわかるけどオジコって何だろう、ぶどう品種かね。
立派な椎茸は、いつのまにか軸まで細かく裂かれてシンプル炒めに。
劇画のフラッシュのように全方位から伸びる箸の迫力。


雪と暖炉とワインとスヌ子。
たまりませんな。
(せっかくみんなが撮ってくれたのでイメージカット挿入)
雪見酒で酔っぱらっていると、すばやく気のきいたおつまみが次々と。
さっくりお揚げに塩麹+刻みねぎ塗ってこんがり。すばらし。


ふらつく足取りで私も1品。
このために、雪の中タクシーでコンビニ回ってもらって、ヨーグルト買いました…^^;
いざ食べるまで、みんな半信半疑のこのお鍋。
でもね、発酵×発酵で、具材にフレッシュチーズみたいなうまみがのっておいしいんですよー!!
騙されたと思って作ってみて。
ブリにはわさびが基本ですが、こってりマヨもまたうまし。
ぐわわ、香ばしいにおいがするにゃあと思えば
暖炉の薪で焼いたパーラー江古田のパン&真冬の幸せモンドーーーーール!!!
ケコたんありがとう。
赤ワインッスね。そうッスね、と、
ロッツォシチリア阿部ママに、ドンまみなが(脅して)作らせたワインセットから。ちゃくちゃく。
たるーん。
働く人と酔っぱらう人、それぞれの役割。
みんなちがってみんないい(自分でいうな

大粒あさりとわさび菜のにんにく炒め。
あさりの火の通し具合が絶妙でジューシー。
ほのかな苦味辛味の新鮮なわさび菜にじわっと味がしみ、
冷たくなったらおひたしとしていつまでも食べておりました…。
どこに行くにも赤たまねぎを手放さないクミコのヤム[#IMAGE|S37#]
きときとのイカ、甘い!!!!!!
時間の経過を雪景色で。

この間、干物も焼いて食べたそうですが記憶も写真もなし(でもスヌちゃん食べてたお、と翌朝たしなめられるの巻)カサレッチェ持参、でも卵しかないよ〜といいながら出てきた貧乏人のパスタ@ドンまみな。
カリッカリに焼いた卵でベーコン妄想をするから貧乏人なんだって。
すごいね、うまいね、と瞬く間にからっぽ。


この間、オーディオにiPadを差し込み、歌三昧。
ナツメロはもちろん、
うわさのゲス乙女にノリノリ、
星野源いいじゃない[#IMAGE|S53#] と盛り上がる盛り上がる。

何がいいって、自宅なら間違いなく周囲にご迷惑のかかる歌声も、
まわりは雪しかない…というシチュエーション。
燃える薪を眺めながら心行くまで歌う…最高ですよー!!!

6時から呑み始め歌い始め、みんな寝たのは3時半。

オハヨー。このときはまだ晴れていました。ごはんを炊いて…朝から充実[#IMAGE|S11#]昨夜、石の意志で残しておいたビールもきっちり分配。

だんだん雪が降ってきたねぇ…とは思っておりましたが。
この後、たいへんな事態に!

待て次号。
とりあえず楽しすぎたsaysfarmの記録を終わります。

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