ストア商品&エンジェル印のお菓子のご紹介
あっちを立てればこっちが立たず…。
この愛すべき便利すぎる情報社会で(表現がかたいですね)
何かをアピールしたい! と思うと、どこにどれだけウエイトをかけるか、
そのバランス感覚が明暗を分けるのだと思うわけです。
ブログは、腰を据えてゆっくり書きたいスヌ子のお部屋…♡
とか思ってる場合じゃないわけです。
そもそも文が長っ というだけで、もはや誰にも読まれないという話をこの前ききました。
そうですよね、皆さんお忙しいんだもん…←とか言ってるコレが長さの原因。
伝えたいことがある時ほど、重く考えてしまってなかなか書けない(そして溜まる)
でもそんなこと言ってる場合じゃない。
前振りはさておき、簡潔にお伝え(できるかな)すると、
あさってからスタジオがストアにーー!
4/29、4/30、5/1の3日間。
毎日11:30〜18:00まで開店します。
そうなんです。
お料理レッスン、科学バー、落語会などで多くの方にお運びいただいている私たちのスタジオで、このGWから、アートと食材、その他面白い物の販売を始めることになりました。
レッスンで、調味料をご紹介するたびに
「これそのまま買って帰れたら、すぐ復習できていいのにねえ」
とおっしゃる勤勉なメンバーが複数いらして。
でもまあ、取り寄せの手間と在庫のリスクもあるしな と
私の不徳の致すところで、なかなか踏み切れずにいたのですが。
なんでしょう、そろそろ、いっちょやってみよっかという気になりました。
アポ入れの電話どんどんかけるとか、久しぶり。
メールもいいけど、電話で話すとお取り引き先がぐっと近くなる感じ。
そしていま、商品が続々入荷しております。
これから、それぞれの説明書を手書きして、
その食材を最高にアピールできる簡単レシピを仕上げる予定。
忙しい、間に合わないかも…でもこういう感じが結局好きなんですよね。
什器は自宅からあれもこれも持ち出してきたので、なんだかわが家っぽい。
ディスプレイを見やすく、魅力的にするのってむずかしいなあ…。
トマト缶+コンソメとか適当なスープに、スファッラータを投げ込むだけ。
スファッラータ??? とは、古代大麦、小麦、レンズ豆ひよこ豆を砕いてミックスしたもの。
穀物からいいダシととろみが出て滋味深いおいしさ。
仕上げにイタリアのパンテレッリア島の塩漬けケッパーをのせると、
じわっといい塩気、華やかな芳香。
日本ではケッパーといえば、スモークサーモン売場の酢漬けが主流なのどうして?
こっちのほうが日持ちもしそうだし、なによりケタ違いのおいしさ。
このケッパーを、たまねぎと一緒に
ホワイトコンディショナー(白バルサミコ)に混ぜるだけで、
すばらしいドレッシングのできあがり。
大ファンで中毒になっているマリチャの胡椒も、お取り扱いできるように。
お肉ときたらぽん酢だよね! たぶん私の血は半分以上ここのぽん酢。
ぽん酢は本当にたくさん試しましたが、どうしてもこれに戻ってきてしまう。
毎日使うものなので、価格的にちょうどいいというのも大事なところ。
命の油は、この3種に。
スタジオにほど近い浅草橋の油屋さんのオリジナル5種ブレンドオイル。
ふんわりかすかにごま油、軽くてうまみがあって、何を炒めてもおいしい。
お店の通販でしか手に入らないこちらを、特別に分けていただけることになりました。
中央は(あんまりよく見えない)大好物のレモンオイルコンディショナー。
鮮烈なレモンの香り、原料はレモンとオリーブだけ。
お勧めすると「なんにでもかけたくなって困るんです!」という悩みを必ず聞くひと品。
オリーブオイルのスタンダードは…迷いました、おいしいものがありすぎるので。
最後までシチリアのフラントイアと迷って、ダメ元でDHCに連絡したらOKをいただけたスペインのヌニェス・デ・プラド。
ストロングといいたい香りとコク、とにかくうまい。
和風のあえもので味が決まらないな〜というときにも、こっそり隠し味に入れている私です。
いい油はどんなメニューにも必要な調味料。
そして調味料基本のきといえば、お塩。
ゲランド、マルドン、珠洲の塩、藻塩。いいお塩はどれも本当においしい。
これまた迷うのですが、ここ数年の私の定番は石垣島天日海塩フナクヤー。
風と太陽だけで乾かしただけの塩。
まさに海の味そのものなので、たとえば貝に砂を吐かせるときもこの塩を溶かすと面白いように吐くのです。
海まかせ、天気まかせなので取れる量にもムラがある。
味も均一ではなく、夏塩と冬塩、比べるとわずかにちがうのが面白い。
塩気はもちろん、かすかな甘み、苦味、余韻の長いうまみが続くすごいお塩ですよ。
長い…また長い、文章が。
でもここまで来たら全部行っちゃいますね。
レッスンで最初のお菓子といっしょにお出しすることが多いロプチューの紅茶。
これ、じつはとっても珍しい紅茶なのです。
インドのダージリン地方で生産されているのに、
「澄んだ淡い水色にフレッシュな渋み」という一般的なダージリンの特徴がまるでないw
特上のほうじ茶のような焙煎香、澄んだ深い茶色、
出してしばらく置きっぱなしでも渋みが出ずマイルドで濃厚。
これでのむミルクティーなしに日々は送れません。
ティーバッグ、小さめ缶、250g袋をご用意しました。
ティーバッグでもまったく遜色ないおいしさです。
photo : kan kanbayashi
小麦ってこんな味なんだーー!!!と驚く香ばしさ、
ずっと噛んでいたくなるもっちもちの食感。
お安いパスタではないので、ここはシンプルに(手抜きじゃなくてね)
いいオイルをかけるだけいいんです。
新米をつまみに日本酒を飲むように、パスタだけをつまみにワインが飲める。
あとね、伸びない(伸びてるのかもしれないけどわからない)。冷たくなってもおいしい。
そんなパスタなかなかありません。
全種類は置けないので、あえて太いスパゲットーニ、
楕円形のトレネッテの2種をご用意してます。
あとふたつ、贅沢ウマイもの。
でもその価値は大あり。
ふっくらプリッとしたお刺身みたいなイワシが9枚か10枚(当社調べ)ふんわりと入ってます。
これ以上のつまみはありません。
そして、珍味の真打ち登場。サンタバーバラから空輸する丸秀の雲丹酒盗。
瓶詰めのうに?ふーん。というのが最初に見た感想。
酔いながら一口食べて、あまりのおいしさに覚醒!!!
今でも、酔っぱらいにこれを紹介してくれた葉子に感謝しています。
むきたての大粒うにを昆布醤油で一夜漬けして瓶詰め。
ただそれだけなのに衝撃のおいしさ。とにかく皆さんに味わっていただきたい。
ひと瓶買うと、おうちでこんなパスタもできちゃうんですよー!!
ただこれだけは空輸なので、29日に間に合うかどうか…
税関で引っかかったりしなければいいのですが。
欲しい方は祈っててください(コレだけのためにいらっしゃる方は在庫確認のお電話を)
以上が商品紹介となります。長々と失礼いたしました。
あと、今回のストアオープンもうひとつの目玉は…。
贅沢な食材を使って、ていねいに作られるエンジェル印のお菓子。
もともと研究熱心で真面目なエンジェルが、
休日にコツコツ作ったものを周囲に分けてくれていたのですが、
あまりに高い評判に「食べてみたい!」との声多数。
皆さまのその願いを、今回叶えて差し上げます。
生ケーキは日替わりで。
発酵バターを使ったコクのあるスポンジのショートケーキをストロベリームースで包み込んだもの。
●30日、5月1日 : フレジェ
スポンジに、いちごと口溶けのよいカスタードバタークリームを挟んだ…あああ今すぐ食べたい…。うっとりするおいしさ。
焼き菓子は4種類。
●ダックワーズ(2個入り):
甘酸っぱいシトロンバタークリーム&ビターなキャラメルバタークリーム。
関西の有名なダックワーズを食し「もっとクリームを!」と号泣したファンの意見を受けて作られた、エンジェル会心の作。
●カレーサブレ(2枚入り):
酒飲みの間で話題になった、おつまみとして最高の1品。
発酵バター×カレーほか6種のスパイスとチーズが香ばしく香ります。
ほろっとした歯触りもいいんだなあ。
●いちじく&ブルーチーズバタークリームのスパイスサブレ(1枚入り):
手作りのいちじくコンフィ、ブルーチーズ。それだけで鼻血が出そうな組み合わせなのにバタークリームにイン!それをサブレで挟むなんて!!!マリチャの胡椒がほのかに効いてます。
●ブルーチーズ香る胡桃のパウンドケーキ(1.5㎝厚1枚):
お菓子はすべて限定数となるので、
どうしてもーー! という方は事前にお取り置きのご連絡をください。
長々とおつきあいいただきありがとうございました。
なんだかものすごく勢いづいてきました…。
ストアに足を踏み入れるやいなや、この弾丸トークでお迎えします。
(ご迷惑なら、遠慮なく「ジャストルッキン」とかおっしゃってください)
そうだ。会期中の「スヌ子のお味見レッスン」も、
以下の時間帯は空席があります。
1時間・5品ワイン付き2,500円のミニレッスンです。
4/29(金) 16:00〜(若干名)
4/30(土)16:00〜(余裕あり)
5/1(日)12:00〜(若干名)、16:00〜(ガラ空き)
お申し込みはこちらまで。
空席があれば、飛び入り参加もOKです!
皆さまお気軽に、お誘い合わせのうえお越しくださいね。
お待ちしております[#IMAGE|S16#][#IMAGE|S16#][#IMAGE|S16#]