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酔いどれカリフォルニア3 3日目:ワイナリー巡り・COLGIN CELLARS

Bysnuko

3日目は、中川ワインのマダムKがセッティングしてくださったワイナリー巡りの日。

朝早めに出発し、近くのファーマーズマーケットへ。
アメリカンチェリーより大きい佐藤錦のようなさくらんぼ。色は淡いけど香りがよくて甘ーい。
味見させてくれるチーズやはちみつも濃厚でとてもおいしい。な、な、なんすかこれ…!?
メープルクリームを絞ったベーコン入りカップケーキの上に、フライドチキンタワー!!!
買うよね。
歩いていると、まわりのアメリカ人たちから「Oh!!!!!!!!!!!!!!」「Crazy・・・www」と笑われるなど。
でもこれ、意外なほどおいしかったのです。スパイシーな味付けのガリガリッとしたチキン、ビールくれ〜!ギリシャのオープンサンドや、エルサルバドルの肉詰めお焼きみたいなのも。
コーヒーがまた香ばしく濃すぎずおいしい。紅茶党のわたしも、この旅でアメリカンコーヒー(と括ってしまっていいのか)のおいしさを知りました。


さて、いよいよワイネリーへ。
ナパヴァレー中央部、セントヘレナから山の斜面に車を進め、レイク・ヘネシーの南側に沿ってプリチャード・ヒルまで。
かのロバート・パーカーはこの一帯を「葡萄栽培の桃源郷」と言ったとか。
山道と思えない舗装された道路、点在するリゾート地のような邸宅。
整然とした葡萄畑。
パーカーポイント100点が連発されるカルトワイン、COLGIN CELLARSの入口です。
一般予約は受けていないため、ここに来られること自体がとても貴重。

ダニエルという美しい女性に、畑を見せていただいた後、蔵を案内していただく。
蔵なのにこもった感じはまるでなく、どこもかしこもピッカピカ。

蔵見学後は、邸宅の地下にあるセラーへ。
青ひげが出てきそうな、由緒ある骨董のドアを開けると…。
圧巻! 高い天井までぎっしりと収められたワイン。
いちばん最初に作られた1本など、コルギンの歴史がここにありました。ひたすらホゥホゥとため息をつく一同。


そして階上へ。
えーと……。
もう…筆舌に尽くしがたいとはこのこと。


そしてお待ちかねのテイスティング。テイスティングルームがまたすごい。
テイスティングは2種
カベルネ・ソーヴィニヨンだけで作られたTychson Hillは、優雅の一言。きめ細かでシルキーなタンニン、立ちのぼるバラのような芳香。渋みはなくなめらか、いつまでも口に含んでいたくなる味。メンバーふたりはこちらに完全に舌と心を持って行かれ、後々までこの1杯とほかを比べることに。

カベルネ・ソーヴィニヨンにメルロー、カベルネフラン、プティヴェルドをブレンドしたIX Estate(ナンバー・ナイン・エステート)は
、一口飲んだだけでさまざまな表情を見せる華やかさと豊かな旨味、コク。わたしはこちらが好みでした。

どちらも、よほどのことがなければ飲むことができないハイクラスなワイン

一同うっとりしすぎて、時の経つのも忘れるほど。
ダニエル女史と、このワインにはどんなお料理が合うかで盛り上がったのも楽しかったな…[#IMAGE|S162#]

サクセスの象徴としてワイナリーを持ちたがる人の気持ちが
ものすごくよくわかったのでありました。
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