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納豆フェスティバル

Bysnuko

ご主人が納豆嫌いのため、自宅では納豆禁止令をしかれている友人トトコ。
ところが彼女自身は無類の納豆ファン・夫婦とはげに皮肉なもの也。
そんなやるせない身の上に同情し、地塚納豆尽くしの会を催しました。

会社の先輩、A子姉(趣味は
反戦デモの3●歳)もお招きし、
以下のメニューを展開。
●納豆磯揚げ
●納豆チヂミ
●納豆ハンバーグと生野菜
●ごはんと納豆
●納豆けんちん汁

磯揚げは、よく練り味つけした納豆を焼き海苔で包み高温の油で1分ほど揚げるだけ。
海苔がチリチリっとしてきたら引き上げ。タレの醤油分が焦げて香ばしい!

チヂミは、卵1個を水+白だしでシャバシャバになるまでのばし、
小麦粉を適当に入れ(ダマができてもちょっと置けばなじむ)納豆を投入。
フライパンに泳ぐほどの油で揚げ焼き。酢醤油でいただきます。

ハンバーグは、合挽き肉、粗みじんの新ごぼう・しいたけ、
フードプロセッサーで細かくした納豆(ひきわり納豆だと手軽)、片栗粉、卵、塩、
納豆のタレを粘りが出るまで手で混ぜ、小さめの団子にして焼。
香菜を添えて召し上がれ。

けんちん汁は、乱切りのじゃが・人参・玉ねぎを、濃いめのかつおだしで保温調理
柔らかくなったら、おろしにんにく、味噌、無糖ヨーグルト大さじ2杯、
納豆2パックを加えひと煮立ち。上がりばなにゴマ油を振りましょう。

仕事で遅くなったトトコ、磯揚げの段階で早くもうるうる涙目。
シアワセだよぅーと繰り返しつつパクついています。
納豆でここまで喜んでもらえるとは、シェフ冥利につきるというもの。
しかし、彼女の表情が最も幸福そうに輝いたのは、
白いごはん+生(キと読んでください)の納豆を食した瞬間だったのを
スヌ子は見逃しませんでした。
A子姉は淡々と平らげ、活動家のBFのお迎え車に走っていきましたとさ。

本日、使用した納豆、45g×11パック。
指先まで磯フラ坊(by寒空はだか師匠)がめぐりめぐっているのを感じます。
トトコのご主人、来週は出張で不在だとか。
「だから納豆食べるんだ!」と喜色満面の彼女を見送った後、粘る器を熱湯で流しつつ、
でもこの糸のように儚げながらもしぶといのが夫婦というものなのネ…と
夫婦愛に思いをはせたのは、脳までナットウキナーゼに侵された証でしょうか。

トトコ、ねばーギブアップ!

あちゃ~。静かにしかし確実に順位が下落。もうアタシのこと飽きちゃったの?
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Comments 1

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トトコ  

No title

snukoさま、本当にこの日は幸せでした。ありがとうございました。ああ思い出すだけでもヨダレが。納豆をこよなく愛しているワタクシですが、あんなにいっぺんに納豆食べたの初めてです。納豆づくし。納豆ざんまい。めくるめく納豆の官能に身を委ね、至福のひとときを味わいました。4人で11パックか…。久しぶりに、しみじみと、「オレは納豆が好きだーッッ!」と思いました。「お題:納豆」であんなにいろいろ作るのはさすがsnukoさま。ビストロスマップだって、こうはいきますまい。

そんな私の今日のお昼は、東急下のAOカフェで購入した「ネバチャ丼」。お茶で炊き上げたご飯に、納豆、挽肉、オクラ、トトロがかかっているネバネバの逸品です。

でも、きっと、「納豆バーグ」くらいだったらうちの夫もわからないんじゃないかなあ。香菜モリモリで。あと、けんちん汁も、納豆嫌いの方でも必ずやうなる、深いコクと味わいでしたわ。いつの日か夫を納豆の世界に折伏します。(←最近とある宗教団体の本を読んでるのでついこんな書き方をしてしまいましたが、久本と同じ種類の人間ではありません。念のため)。

ということで、また納豆フェスタやってね。 Like

2005/03/28 (Mon) 12:13 | EDIT | REPLY |   

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